AOP ピヨ教材 ・ リズム編
小節ってなに? beat(拍)ってなに? 4分・8分・16分音符ってなに? を、音の鳴るDTMグリッドで体感する回
4分音符って、4分間のばす音符のことかピヨ? 長すぎて息が続かないピヨ…
それだと1曲終わっちゃうシカ! 30秒まとめシカ。
beatって、ビートたけしの親戚かピヨ?
ちがうシカ! でも体はもう知ってるシカ。
好きな曲を聴くと、勝手に首がふれたり足でトントンしたりするシカね? あの「トン、トン、トン、トン」=拍(beat/ビート)シカ。
大事な性質はひとつだけ。拍はいつも同じ間隔で刻まれること。
曲が続くかぎり、心臓の鼓動みたいにずっと等間隔で打ち続ける。これが音楽の時間のものさしになるシカ。
速さの単位が BPM(Beats Per Minute=1分あたりの拍の数)。BPM 60なら1秒に1回、BPM 120なら1秒に2回。
バラードはだいたい60〜80、ノリのいい曲は100〜130くらいシカ。上のボタンでテンポをかえても、「等間隔」という性質は変わらないのがポイントシカ。
じゃあ拍を数えるときは「1、2、3、4、5、6、7、8、9…」って、曲が終わるまで数え続けるのかピヨ? 300まで数えたら忘れるピヨ。
そこで登場するのが小節(しょうせつ)シカ。拍を決まった数ずつ束ねて「箱」に入れるんだシカ。
ポップス・ロック・ゴスペルの大半は4つずつ束ねる。これを4/4拍子(よんぶんのよんびょうし)というシカ。
数え方は「1、2、3、4」まで数えたら次の箱へ移って、また「1」に戻る。この繰り返し。だから何百拍あっても迷子にならないシカ。
箱の区切りの線が小節線、箱の先頭の「1」は小節のアタマと呼ばれて、自然な重みを感じる場所シカ。
ここで、ことばのメモをひとつシカ。
で、けっきょく4分音符の「4分」ってなんなのピヨ。4分クッキングの4分でもないんだピヨ?
時間の「分」じゃなくて、分数の「分」シカ! ケーキの「4等分」と同じ意味シカ。
基準になるのは全音符=小節まるごと1個分のばす音符。ここから半分こしていくシカ。
図で見るとこうシカ。
数えるときの口ぐせもセットで覚えるといいシカ。4分は「1、2、3、4」。8分はあいだに「と」を入れて「1 と 2 と 3 と 4 と」。16分はさらにそのあいだが1個ずつ増えるシカ。
ふむふむ…でも正直、図だけだと「16分の速さ」がピンとこないピヨ。
そのためのマシンを用意したシカ! さっきの図解がそのまま音の出るDTMグリッドになってるシカ。
上から「小節まるごと」「4分(=拍)」「8分」「16分」の4段。どの段も同じ1小節を、ちがう細かさで割っただけ。
ボタンで段を重ねながら、半分こ・そのまた半分こを耳で確かめるシカ。
16分を重ねるとシャワーみたいに細かいのに、🥁の「トン、トン」はずーっと同じ速さピヨ! あと赤い枠が1周するたびに「チーン」が鳴るから、箱の大きさが見えるピヨ!
それがこの回でいちばん大事な体感シカ。拍というものさしはずっと一定で、8分や16分はそのものさしを細かく割った目盛り。
「速い曲」と「音符が細かい曲」は別ものなんだシカ。テンポを変えても、割り算の関係(1拍=8分2個=16分4個)はそのままシカ。
ところでこのマス目、どこかで見たことあるピヨ…?
いいところに気づいたシカ。DTM(パソコンで曲をつくるソフト)のドラム打ち込み画面が、まさにこの形シカ。
読み方のルールはたった3つ。
これが読めると、リズムをことばで正確に指させるようになるシカ。「2拍目のウラ」「3拍目アタマ」「16分ひとつ分はやく」——という具合シカ。
数えかたの「1 と 2 と」の「と」は、8分音符の2個目(=拍と拍のまんなか)のことシカ。
AOP編① エネルギーアーチで出てきた「裏拍の『と』から歌い出す」も、このグリッドの上では「拍アタマから2マスめ」と一発で指させるシカ。
リズム編はこれから、この共通のマス目の上で話を進めていくシカ。
🎵 きょうからできる練習 ― 体にものさしを入れる
好きな曲をかけて、①まず手拍子で拍を打つ(トン、トン)。②打ちながら「1」だけ声に出して小節のアタマを見つける。③慣れたら口で「1 と 2 と 3 と 4 と」と言いながら手拍子は拍のまま——これで体の中に8分のものさしが入るシカ。
もっと本格的に遊びたい人は、DTMグリッドと楽譜が同期して動くリズム訓練アプリ「リズム+」でどうぞシカ。
🥁 リズム+ をひらく3問チェックシカ!
Q1. 拍(beat)のいちばん大事な性質は? その速さを表す単位は?
Q2. 小節とは? 4/4拍子なら1小節に拍はいくつ?
Q3. 4/4拍子の1小節に、8分音符と16分音符はそれぞれ何個入る?
答え合わせピヨ!
A1. いつも同じ間隔で刻まれること(等間隔の鼓動)。速さはBPM=1分間の拍の数で表す。
A2. 拍を決まった数ずつ束ねた「箱」。4/4拍子なら1小節に拍4つで、数えたらまた「1」に戻る。
A3. 8分音符は8個、16分音符は16個。「◯分=小節を◯等分」だから、名前がそのまま個数になる。