AOP ピヨ教材 ・ 基礎知識編
AOPの「F1 × H2 → イェール」。ゴスペルのベルティングにつながる、パワーの音色ピヨ
イェール=叫ぶ、だよね? ただの大声とはちがうニャ? まず結論!
ただの大声じゃなくて、ちゃんと“しくみ”があるピヨ! 30秒まとめピヨ。
AOPの「F1 × H2 → イェール」ピヨ。フープの正反対の性格だと思うと分かりやすいピヨ!
フープは基音(H1)が山に乗るんだったよね。イェールはH2って、何がちがうニャ?
山に乗る棒が1本ちがうだけピヨ! イェールでは、タワーの2段目=H2(基音の1オクターブ上の倍音)がF1の山に乗るピヨ。H2が強められると、基音より上の成分がビカッと立つから、明るくてよく通る、開いた音色になるピヨ。
さらにイェールの真骨頂は、音が上がってもF1の山ごとH2を追いかけて動かすことピヨ。口をどんどん開けて山を高い場所へ動かし、H2をつかまえ続ける――だから高い音までずっと明るく強いままなんだピヨ。
体験タイムピヨ! 下のおもちゃで、「イェールモード」ON/OFFを聴きくらべてピヨ。ONにすると、F1の山がH2をつかまえて追いかけ続けるピヨ。
ONにしたとたん、ビカーンって明るくなったニャ! しかもスライダー動かしてもずっと強い…!
その「ビカーン」がイェールピヨ! 人間の体では、口を大きく開けていく=山を上げてH2を追いかける、をやっているピヨ。スポーツ観戦で自然にやってる人も多い、本能に根ざした声ピヨ。
イェールって、いい声なの? わるい声なの? 「叫び」っていうと悪そうだけど…ゴスペルだと使うニャ?
いい・わるいじゃなくてジャンルの選択ピヨ。クラシック(オペラ)はイェールを避けて、深みを保ったまま高音へ行く流儀ピヨ。いっぽうミュージカル・ポップ・そしてゴスペルでは、イェールの明るさとパワーこそが表現の武器ピヨ。
そして大事な用語がひとつ――ベルティングピヨ。これはイェールのしくみを、のどを痛めないように訓練でコントロールして、高い音で使えるようにしたものピヨ。ゴスペルのパワフルな高音は、まさにこの「巧みなイェール」ピヨ。
ただし注意もセットピヨ。しくみを知らずに力まかせで叫び続けると、のどをすり減らすピヨ。だから③のやさしいフープと往復しながら、少しずつ慣らしていくのが安全ルートピヨ。くわしい練習法はレッスンで岩崎さんに聞いてピヨ!
2つ出そろったニャ! ごちゃまぜにならないように、ならべて整理してほしい!
対にして覚えると一生わすれないピヨ。
🦉 フープ(③)= F1の山にH1(基音)が乗る
音色:まるい・深い・やわらか / 母音:「う」系 / 高音で自然に出る / のどにやさしい
📣 イェール(④)= F1の山がH2をつかまえて追いかける
音色:明るい・まっすぐ・力強い / 母音:「あ」系 / ベルティングの土台 / 巧みさが必要
どっちが上でも下でもなく、曲と場面で使い分ける2本の絵筆ピヨ。ゴスペルはこの2色を行き来して表情をつけるピヨ!
さいご3問ピヨ!
Q1. イェールは、F1の山が「どの倍音」をつかまえると起きるピヨ?
Q2. イェールがやりやすい母音はどれピヨ?(あ・い・う のうち)
Q3. イェールのしくみを訓練でコントロールして高音で使えるようにしたものを、何と呼ぶピヨ?
ラスト、答え合わせ!
A1. H2(基音の1オクターブ上の倍音)ピヨ。「F1 × H2」ピヨ(シーン1)。
A2. 「あ」ピヨ。F1が高いからH2に届きやすいピヨ(シーン1・2)。
A3. ベルティングピヨ。ゴスペルの高音の土台ピヨ(シーン3)。
🧪 じっけん室 ― フープとイェールを作って遊ぼう
シミュレーターなら、F1〜F5とピッチを全部自分で操作して、フープもイェールも思いのままに作れるピヨ。マイクで自分の声を映して「いまどっちの音色か」を見るのも面白いピヨ!
🧪 じっけん室をひらく